科目区分 | 専門科目 | 教職科目 | 理科 |
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単位数 | 1 | 選択・必修・自由 | 選択 |
授業形態 | 講義 | 主な使用言語 | 英語 |
開講時期 | Ⅲ | 履修登録システム | 使用する |
履修登録期間 | 2018/10/02~2018/10/16 | 履修取消期限 | 2018/11/16 |
プログラム名 | IS | CB | BS | BN | MS | CP | DS |
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履修区分 | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ○ |
コア科目 | - | - | - | - | - | - | - |
履修方法 | ・基盤科目及び専門科目から12単位以上履修すること。 |
担当責任教員 | 垣内 喜代三 |
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担当教員 | 垣内喜代三、森本積、網代広治、谷本裕樹 |
教育目的/学修到達目標 | 低分子合成から高分子合成まで有機化学のほとんど全領域の基盤となるのは、特定の化合物を市販の原料から簡便・迅速に合成することである。本講義では、有機分子の高効率な精密合成法と機能性高分子材料の分子設計の設計指針を修得することを目的とする。 |
授業概要/指導方針 | 有機分子の合成に必要不可欠な炭素-炭素結合形成に重点を置き、その立体選択的形成法、遷移金属触媒による高効率形成法、機能性置換基の導入による高分子合成について概説する。さらに、それらを活用した機能性物質の合成実例を紹介する。 |
回数 | 日付 [時間] | 担当教員 | テーマ | 内容 |
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1 | 11/13 [1] | - | 立体選択性の制御 | 立体選択的に(三次元的に)炭素-炭素結合を構築するために必須の基本指針を、カルボニル化合物への立体選択的官能基導入法を中心に概説する。 |
2 | 11/16 [1] | - | 不斉合成 | 不斉合成の設計指針を、反応機構や不斉配位子などの立体構造の側面から概説する。 |
3 | 11/20 [1] | - | 有機合成計画の立て方 [1]:逆合成解析 | 標的化合物の合成経路を論理的に設計するための基礎原理について概説する。実際の合成反応とは逆向きの、各種結合を戦略的に切断させる逆合成解析の基本的な考え方を学ぶ。 I.考え方と方法 |
4 | 11/28 [3] | - | 有機合成計画の立て方 [2]:逆合成解析 | 標的化合物の合成経路を論理的に設計するための基礎原理について概説する。実際の合成反応とは逆向きの、各種結合を戦略的に切断させる逆合成解析の基本的な考え方を学ぶ。 II.極性と官能基変換 |
5 | 11/30 [1] | - | 有機合成計画の立て方 [3]:逆合成解析 | 標的化合物の合成経路を論理的に設計するための基礎原理について概説する。実際の合成反応とは逆向きの、各種結合を戦略的に切断させる逆合成解析の基本的な考え方を学ぶ。 III.戦略と計画 |
6 | 12/7 [3] | - | 両親媒性の機能性高分子材料合成 | 水になじむ親水性部分と油になじむ疎水性部分を導入すると両親媒性を付与できる。ここでは両親媒性を付与した高分子合成とその機能性材料としての利用について概説する。 |
7 | 12/10 [3] | - | 感熱応答性の機能性高分子材料合成 | 温度によって性質が変化する構造を導入すると感熱応答性を付与できる。ここでは感熱応答性を様々な高分子骨格へ導入した高分子とその機能性材料としての利用について概説する。 |
8 | 12/14 [4] | - | pH応答性の機能性高分子材料合成 | 酸性化合物あるいはアルカリ性化合物では、pHによって性質が変化する。ここではpH応答性が導入された高分子合成とその機能性材料としての利用について概説する。 |
回数 | 日付 | 時間 | 講義室 | 備考 |
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1 | 11/13 | 1 | F105 | |
2 | 11/16 | 1 | F105 | |
3 | 11/20 | 1 | F105 | |
4 | 11/28 | 3 | F106 | |
5 | 11/30 | 1 | F105 | |
6 | 12/7 | 3 | F105 | |
7 | 12/10 | 3 | F105 | |
8 | 12/14 | 4 | F105 |
テキスト | ・講義用テキスト (必要に応じてハンドアウトを配布する) |
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参考書 | ・野依良治ほか編 「大学院講義有機化学」(東京化学同人) ・山本明夫著 「有機金属化学-基礎から触媒反応まで」(東京化学同人) ・蒲池幹治著 「高分子化学入門」(NTS出版) ・高分子学会編 「基礎高分子科学」(東京化学同人) ・戸嶋直樹、遠藤剛、山本隆一著「機能高分子材料の化学」(朝倉書店) |
履修条件 | 特になし |
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オフィスアワー | Eメールで連絡の上、日時を決める |
成績評価の方法と基準 | ・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。 ・演習や課題・レポートによって評価を行う。 ・有機化合物や高分子化合物の分子設計の修得、これらの専門知識の習得を基準とする。 |
関連科目 | 特になし |
関連学位 | 工学 |
注意事項 | 特になし |
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