科目区分 | 基盤科目 | 教職科目 | 理科 |
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単位数 | 1 | 選択・必修・自由 | 選択 |
授業形態 | 講義 | 主な使用言語 | 日本語 |
開講時期 | Ⅰ | 履修登録システム | 使用する |
履修登録期間 | 2022/04/12~2022/05/13 | 履修取消期限 | 2022/05/20 |
プログラム名 | IS | BS | MS | DS | DGI |
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履修区分 | △ | □ | △ | ○ | ○ |
コア科目 | - | C | - | - | - |
履修方法 | ・修士論文研究又は特別課題研究を履修する場合は、序論科目、基盤科目及び専門科目から14単位以上履修すること。 ・課題研究を履修する場合は、序論科目、基盤科目及び専門科目から16単位以上履修すること。 |
担当責任教員 | 稲垣 直之 |
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担当教員 | 稲垣直之、加藤順也 |
教育目的/学修到達目標 | 【教育目的】 真核細胞の多くの機能は、動的な構造体である細胞骨格に依存している。細胞増殖も細胞骨格により制御されており、それにより厳密な細胞分裂とゲノムDNAの継承がなされる。本科目は、細胞骨格および細胞分裂を制御する細胞周期について、マクロな視点で包括的に理解することを目標とする。 【学修到達目標】 1) 細胞骨格と細胞周期について説明、記述できる。 2) 細胞骨格と細胞周期について整理、議論ができる。 3) 細胞骨格と細胞周期について俯瞰、表現できる。 4) 細胞骨格と細胞周期について操作できる。 |
授業概要/指導方針 | 【授業概要/指導方針】 真核細胞の機能に必須の役割を果たす細胞骨格の分子基盤と、その動作原理を理解する。さらに細胞分裂を制御する細胞周期について学ぶ。正確な遺伝情報の継承のしくみや、その破綻が引き起こす現象を知ることにより、細胞がもつダイナミクスを包括的に理解する。インタラクティブな授業を行い、主要なコンセプトについて理解することを促す。グループディスカッションなどでコンセプトの理解を深め、知識を定着させる。 本科目はEssential細胞生物学17章、18章に基づく。 1-4回は橋本が担当し、5-8回は梅田が担当する。 【授業時間外学修(予習・復習等)の目安】 各回毎に授業内で与えられたAssignmentの予習2時間 各回毎に復習2時間程度 |
回数 | 日付 [時間] | 担当教員 | テーマ | 内容 |
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1 | 5/19 [1] | 稲垣 | 細胞骨格の分子基盤(1) | (稲垣)3種類の細胞骨格の共通性と特徴、動的性質に関する分子基盤を学ぶ。 |
2 | 5/20 [1] | 稲垣 | 細胞骨格の分子基盤(2) | (稲垣)中間径フィラメント、ポリマーの重合機構について学ぶ。 |
3 | 5/23 [1] | 稲垣 | 細胞骨格が担う細胞機能(1) | (稲垣)原核生物の細胞骨格、細胞骨格を標的とした薬剤、モーターたんぱく質、鞭毛・繊毛について学習する。 |
4 | 5/24 [1] | 稲垣 | 細胞骨格が担う細胞機能(2) | (稲垣)細胞骨格が関わる筋肉機能とシグナル伝達経路について学ぶ。 |
5 | 5/30 [1] | 加藤 | 細胞周期とCDK活性の制御 | (加藤)細胞周期の概念と中心的な制御因子であるCDKの活性制御機構について学ぶ。 |
6 | 5/31 [1] | 加藤 | 細胞周期進行と有糸分裂・細胞質分裂の制御 |
(加藤)細胞周期進行、有糸分裂、細胞質分裂を制御するシステムについて学ぶ。 |
7 | 6/1 [1] | 加藤 | 演習の準備と発表 | (加藤)講義の内容に関連した演習問題をグループ別に解いて、発表する。 |
8 | 6/2 [1] | 加藤 | 演習の発表 | (加藤)演習の発表の続きと最終試験 |
回数 | 日付 | 時間 | 講義室 | 備考 |
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1 | 5/19 | 1 | L12(BS) | |
2 | 5/20 | 1 | L12(BS) | |
3 | 5/23 | 1 | L12(BS) | |
4 | 5/24 | 1 | L12(BS) | |
5 | 5/30 | 1 | L12(BS) | |
6 | 5/31 | 1 | L12(BS) | |
7 | 6/1 | 1 | L12(BS) | |
8 | 6/2 | 1 | L12(BS) |
テキスト | Essential細胞生物学 原書第4版(南江堂) |
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参考書 | 細胞の分子生物学 原書第5版(ニュートンプレス) |
履修条件 | 当科目は2つのクラスにわかれておこなう。Aクラスでは基礎的な内容を中心に学び、主要なコンセプトを理解することを目標とする。Bクラスは基礎的な知識を習得している学生を対象として、より豊かな知識の習得と主要なコンセプトの包括的な理解を目標とする。基本的にA, Bクラスは、科目別のオープニングテストの成績に基づいて担当教員が決定する。 |
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オフィスアワー | Eメールで連絡の上、日時を決める |
成績評価の方法と基準 | ・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。 ・評価は、ミニテストなど(6回、30%)、レポート(2回、70%)によって行う。 ・Aクラスでは約20%の学生を秀または優とする。Bクラスでは約40%の学生を秀または優とする。 ・細胞骨格と細胞周期の基礎知識の習得および包括的な概念の理解を成績基準とする。 |
関連科目 | 橋本担当分については、C109セミナー室をメインとして使用しますので、まずはC109に集合してください。 梅田担当分について基本的にZoomを使って行いますが、C109に来て聴講しても結構です。 |
関連学位 | バイオサイエンス |
注意事項 | 第1回~4回(橋本担当分)の課題レポートはNAIST Report Submission Serviceの該当ボックスに提出する(5月28日締め切り)。オンライン視聴学生は講義ごとのミニテストを同様に該当ボックスに授業当日中に提出する。 梅田担当分のミニテストや最終試験の提出方法は、メールで連絡します。 |
表示可能なデータがありません。 |
資料名 | 備考 | 公開期限 | ||
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実践生物学 細胞骨格(稲垣 配布資料) | 2022/08/16 | 学内専用 | |
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細胞周期2 | 2022/08/29 | 学内専用 | |
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細胞周期1 | 2022/08/29 | 学内専用 | |
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2022 細胞骨格と細胞周期 B アンケート | 2022/08/31 | 学内専用 |