2018年度 反応解析化学 A (3029)
クラス基本情報
科目区分 |
基盤科目 |
教職科目 |
理科 |
単位数 |
1 |
選択・必修・自由 |
選択 |
授業形態 |
講義 |
主な使用言語 |
日本語 |
開講時期 |
Ⅱ
|
履修登録システム |
使用する |
履修登録期間 |
2018/05/25~2018/06/07 |
履修取消期限 |
2018/06/07 |
教育プログラム別の履修区分
プログラム名 |
IS |
CB |
BS |
BN |
MS |
CP |
DS |
履修区分 |
△ |
△ |
△ |
□ |
□ |
○ |
○ |
コア科目 |
- |
- |
- |
C |
C |
- |
- |
履修方法 |
・基盤科目及び専門科目から12単位以上履修すること。 ・バイオナノ理工学プログラムでは、コア科目である「反応解析化学」、「生体材料化学」、「『応用生命科学・微生物科学、応用生命科学・植物科学、応用生命科学・バイオメディカル』のうちいずれか1科目」、「バイオサイエンスの産業展開Ⅰ」及び「生体分子科学特論」から3科目以上を履修すること。 ・物質理工学プログラムでは、コア科目である「『現代固体物理学、現代半導体物性』の組合せ」又は「『有機反応化学、反応解析化学』の組合せ」のうち、いずれかの組合せを選択履修すること。加えて、同じくコア科目である「生体材料化学」、「半導体材料」、「光電子工学」及び「有機・高分子化学」から2科目以上を履修すること。 |
授業科目概要
担当責任教員 |
廣田 俊 |
担当教員 |
廣田俊、山田容子、松尾貴史 |
教育目的/学修到達目標 |
化学反応を化学反応論からどのように説明できるかを知る。また、酸化還元・電気化学、錯体化学の基礎的知識を修得する。さらに、有機化合物の構造決定が行える能力を養う。 |
授業概要/指導方針 |
分子化学は、反応速度論、電気化学、錯体化学、スペクトル解析の分野を含む。本講義では、反応過程の理解のため、反応速度式や反応機構について説明する。金属(イオン)化合物の性質の理解と応用という観点から、特に遷移金属が関与する配位化学(錯体化学)の構造論、反応論についても講述する。各種スペクトルを用いた有機化合物の構造決定手法を説明し、各種スペクトルからの有機分子の構造決定手法についての理解を演習も行いながら深める。 |
授業計画
[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 |
日付 [時間] |
担当教員 |
テーマ |
内容 |
1 |
6/4 [1] |
- |
反応速度論(1) |
化学反応論の基礎について説明する。 |
2 |
6/5 [4] |
- |
反応速度論(2) |
酵素反応など具体的な化学反応の反応速度論について説明する。 |
3 |
6/8 [1] |
- |
反応速度論(3) |
反応機構について説明する。 |
4 |
6/12 [1] |
- |
酸化還元・電気化学 |
酸化還元反応、金属オキソ錯体による酸化反応について説明する。 |
5 |
6/13 [4] |
- |
|
試験(反応速度論) |
6 |
6/14 [1] |
- |
錯体化学 |
結晶場理論、配位子場理論について説明する。 |
7 |
6/20 [1] |
- |
スペクトル(1) |
NMRスペクトルの原理とスペクトル解析について解説する。 |
8 |
6/25 [1] |
- |
スペクトル(2) |
質量分析と赤外分光法の原理と有機化合物構造解析について解説する。 |
9 |
6/27 [1] |
- |
スペクトル(3) |
第7回、第8回で学んだことをもとに、構造決定の演習問題を解く。 |
授業日程
[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 |
日付 |
時間 |
講義室 |
備考 |
1 |
6/4 |
1 |
E318 |
|
2 |
6/5 |
4 |
E318 |
|
3 |
6/8 |
1 |
E318 |
|
4 |
6/12 |
1 |
E318 |
|
5 |
6/13 |
4 |
E318 |
6/13 4限目の試験予定追加 |
6 |
6/14 |
1 |
E318 |
|
7 |
6/20 |
1 |
E318 |
6/18の補講 |
8 |
6/25 |
1 |
E318 |
|
9 |
6/27 |
1 |
E318 |
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テキスト・参考書
テキスト |
・ボルハルト・ショアー 現代有機化学 第6版 上巻 |
参考書 |
・バーロー著、大門寛・堂免一成訳「バーロー 物理化学(上)(下)」第6版(東京化学同人) ・田中勝久、平尾一之、北川進訳 「シュライバー・アトキンス 無機化学 第6版」(上、下)(東京化学同人) ・シルバースタインら著、荒木俊ら訳「有機化合物のスペクトルによる同定法」第7版(東京化学同人) |
その他
履修条件 |
特になし |
オフィスアワー |
Eメールで連絡の上、日時を決める |
成績評価の方法と基準 |
・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。 ・試験またはレポート等で評価を行う。 ・反応速度論の基礎的概念、電気化学・錯体科学の基礎知識及びスペクトルによる有機化合物の構造決定手法の幅広い習得を基準とする。 |
関連科目 |
有機反応化学 |
関連学位 |
理学、工学 |
注意事項 |
特になし |
授業関連URL
配布資料