2018年度 応用生命科学・植物科学 (4050)
科目区分 |
専門科目 |
教職科目 |
理科 |
単位数 |
1 |
選択・必修・自由 |
選択 |
授業形態 |
講義 |
主な使用言語 |
日本語 |
開講時期 |
Ⅲ
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履修登録システム |
使用する |
履修登録期間 |
2018/10/02~2018/10/16 |
履修取消期限 |
2018/10/16 |
教育プログラム別の履修区分
プログラム名 |
IS |
CB |
BS |
BN |
MS |
CP |
DS |
履修区分 |
△ |
□ |
○ |
□ |
△ |
△ |
○ |
コア科目 |
- |
C |
- |
C |
- |
- |
- |
履修方法 |
・基盤科目及び専門科目から12単位以上履修すること。 ・情報生命科学プログラムでは、コア科目である「システムズバイオロジ」、「生体医用画像解析」、「生体医用メディア情報学」、「『応用生命科学・微生物科学、応用生命科学・植物科学、応用生命科学・バイオメディカル』のうちいずれか1科目」及び「バイオサイエンス産業展開Ⅰ」から3科目以上を履修すること。 ・バイオナノ理工学プログラムでは、コア科目である「反応解析化学」、「生体材料化学」、「『応用生命科学・微生物科学、応用生命科学・植物科学、応用生命科学・バイオメディカル』のうちいずれか1科目」、「バイオサイエンスの産業展開Ⅰ」及び「生体分子科学特論」から3科目以上を履修すること。
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授業科目概要
担当責任教員 |
西條 雄介 |
担当教員 |
伊藤寿朗、橋本隆、中島敬二、出村拓、加藤晃、梅田正明、西條雄介、吉田聡子 |
教育目的/学修到達目標 |
本講義は、「植物科学」を社会実装の側面から解説する。植物はわれわれの主要な食糧である一方、有用天然物として製薬や原材料、さらに近年はバイオエネルギーとしての活用など、植物科学を応用に結び付ける努力が進められている。本科目は植物の特性をマクロな視点で理解し、植物科学が各方面どのように利用され、また近年の植物科学の知見が我々人間社会においてどのように役立てられているのかを理解することを目標とする。
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授業概要/指導方針 |
植物の体作り、遺伝子発現制御、二次代謝、植物ホルモン、環境応答、植物・感染生物相互作用を切り口として、植物の生命維持機構の特色を理解する。また、それぞれの観点での植物科学の利用を学ぶ。グループディスカッションなどでコンセプトの理解を深め、知識を定着させる。 |
クラス情報
授業計画
[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 |
日付 [時間] |
担当教員 |
テーマ |
内容 |
1 |
10/4 [2] |
- |
環境応答と耐性植物 |
(伊藤)植物の環境応答機構について解説する。これらにもとづき、急速に変化する栽培環境に対応した耐性植物の作製技術などについて議論する。 |
2 |
10/9 [2] |
- |
有用天然物 |
(橋本)植物由来の医薬、色素、香辛料、嗜好品などの生合成について概説する。さらに、生合成経路の改変による有用天然物の生産性向上や毒成分の除去に向けた取り組みについて、具体例を取り上げて議論する。 |
3 |
10/11 [2] |
- |
バイオマス応用研究I |
(出村)植物に特有の多細胞体制の構築に関する分子機構について、維管束の組織と細胞を例として解説する。これらにもとづき、維管束に由来する木質バイオマスに関連する応用研究について議論する。 |
4 |
10/15 [2] |
- |
植物の成長制御と応用 |
(中島)植物の形態や成長力を制御する遺伝的・分子的メカニズムを解説する。これらに基づき作物の収量増加やバイオマス生産効率を向上させる開発研究について議論する。 |
5 |
10/22 [2] |
- |
遺伝子組換え植物と応用 |
(加藤)効率的な遺伝子導入の発現のための技術や遺伝子改変技術について解説する。これらにもとづき、遺伝子組換え植物の作出とその応用について解説する。 |
6 |
10/24 [2] |
- |
バイオマス応用研究II |
(梅田)植物の細胞分裂やDNA倍加の制御メカニズムに関して解説する。これらにもとづき、植物の生産性を上げ、食糧やバイオマスの増産にむけた応用技術について議論する。 |
7 |
10/26 [2] |
- |
生物間相互作用I |
(西條)植物の環境ストレスへの適応機構として、感染生物の認識・防除を担う植物の免疫システムに関して解説する。さらに、耐病性作物の育種や植物病虫害の制御技術に関する現状や課題について議論する。 |
8 |
10/30 [2] |
- |
生物間相互作用II |
(吉田)植物と他の微生物、高等植物との共生や寄生などの生物間相互作用について概説する。これらにもとづき、食糧生産の増大に向けた農業的応用技術などについて議論する。 |
授業日程
[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 |
日付 |
時間 |
講義室 |
備考 |
1 |
10/4 |
2 |
C109 |
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2 |
10/9 |
2 |
C109 |
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3 |
10/11 |
2 |
C109 |
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4 |
10/15 |
2 |
C109 |
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5 |
10/22 |
2 |
C109 |
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6 |
10/24 |
2 |
C109 |
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7 |
10/26 |
2 |
C109 |
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8 |
10/30 |
2 |
C109 |
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テキスト・参考書
テキスト |
特に指定しない。 |
参考書 |
テイツ・ザイガー 植物生理学・発生学 第6版(講談社) |
その他
履修条件 |
特になし |
オフィスアワー |
Eメールで連絡の上、日時を決める |
成績評価の方法と基準 |
・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。 ・評価は毎回の授業ごとのテスト、もしくはレポートの内容により評価する。 ・植物の生存戦略から応用研究までの基本概念の理解、専門知識の習得を基準とする。 |
関連科目 |
応用生命科学・微生物科学,応用生命科学・バイオメディカル |
関連学位 |
バイオサイエンス |
注意事項 |
特になし |
授業関連URL
配布資料