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2019年度 物質科学特論A (4076)

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科目区分 専門科目 教職科目 指定なし
単位数 1 選択・必修・自由 選択
授業形態 講義 主な使用言語 英語
開講時期 履修登録システム 使用する
履修登録期間 2019/09/27~2019/10/24 履修取消期限 2019/11/06

教育プログラム別の履修区分

プログラム名 IS CB BS BN MS CP DS
履修区分
コア科目
履修方法 ・基盤科目及び専門科目から12単位以上履修すること。

授業科目概要

担当責任教員 柳 久雄
担当教員 (木下豊彦)、(安江常夫)
教育目的/学修到達目標 (木下:1回―4回)放射光とナノサイエンス。現在日本ではSPring-8, PF, UVSOR, HiSORなどいくつかの放射光施設が稼働しており、様々な分野での研究活動がすすめられている。最近のナノサイエンスの発展においても放射光はなくてはならないものである。講義では、簡単な放射光の発生原理、分光法、何がわかるか、などについて説明した後、ナノサイエンスへの応用例についても紹介する。

(安江:5回―8回)ナノテクノロジーの発展により、表面科学の理解がますます重要となっている。そこで、本講義では表面科学に関する基礎的な概念を理解するとともに、さまざまな表面分析法の特徴を理解することを目的とする。
授業概要/指導方針 基礎的事項から最先端の研究まで解説する。

クラス情報



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授業計画

[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 日付 [時間] 担当教員 テーマ 内容
1 11/6 [1] 放射光と分光(木下) 放射光とは何か、発生原理、特徴を解説する。また、放射光を用いた分光研究手法について解説する。
2 11/6 [2] 放射光ビームラインと実験装置(木下) 放射光施設における構成機器、ビームライン、各種分光実験装置について解説する。
3 11/6 [4] 吸収分光、光電子分光の基礎(木下) ナノサイエンスを進める上で有用な吸収分光と光電子分光の原理、様々な現象など研究事例を交えて解説する。
4 11/6 [5] 放射光のナノサイエンスへの応用(木下) 上記分光法のさらなる発展(顕微分光、スピン分解、時間分解など)とともにナノサイエンスへの応用例を解説する。
5 12/25 [4] 真空・表面・結晶成長の基礎概念(安江) 表面科学において真空が必要とされる理由や、表面での結晶成長過程など、表面が関わる様々な基礎的な事項について解説する。
6 12/25 [5] 表面分析法1ー電子・光による分析法ー(安江) 表面分析法は数多くあるが、そのうち電子ビームおよび光を用いる分析法について解説する。
7 12/26 [3] 表面分析法2ーイオン・走査プローブによる分析法ー(安江) 前回に引き続き、イオンビームおよび走査プローブを用いる表面分析法について解説する。 
8 12/26 [5] 表面電子顕微鏡(安江) 表面電子顕微鏡法は近年注目を浴びつつある比較的新しい技術である。ここでは最新の研究成果も含めた表面電子顕微鏡に関するトピックスを紹介する。

授業日程

[1限目 9:20-10:50] [2限目 11:00-12:30] [3限目 13:30-15:00] [4限目 15:10-16:40] [5限目 16:50-18:20] [6限目 18:30-20:00]
回数 日付 時間 講義室 備考
1 11/6 1 E318(MS)
2 11/6 2 E318(MS)
3 11/6 4 E318(MS)
4 11/6 5 E318(MS)
5 12/25 4 E318(MS)
6 12/25 5 E318(MS)
7 12/26 3 E318(MS)
8 12/26 5 E318(MS)

テキスト・参考書

テキスト 講義前に資料を配布する。
参考書 (木下:1回―4回)Stefan Hufner, "Photoelectron Spectroscopy: Principles ans Applications" (Springer Series in Solid-State Sciences 82, 1995).
(安江:5回―8回)ed. by K. Wandelt, "Surface and Interface Science" vol. 1-4 (Wiley-VCH, 2012).
他は講義中に紹介する。

その他

履修条件 特になし
オフィスアワー 特には設けない。必要に応じて実施する。
成績評価の方法と基準 ・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。
・授業への参加度とレポートで評価する。
関連科目 特になし
関連学位 理学、工学、バイオサイエンス
注意事項 特になし

授業関連URL



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配布資料



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