科目区分 | 専門科目 | 教職科目 | 理科 |
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単位数 | 1 | 選択・必修・自由 | 選択 |
授業形態 | 講義 | 主な使用言語 | 日本語 |
開講時期 | Ⅰ | 履修登録システム | 使用する |
履修登録期間 | 2021/04/13~2021/05/14 | 履修取消期限 | 2021/05/31 |
プログラム名 | IS | CB | BS | BN | MS | CP | DS |
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履修区分 | △ | □ | ○ | □ | △ | △ | ○ |
コア科目 | - | C | - | C | - | - | - |
履修方法 | ・修士論文研究又は特別課題研究を履修する場合は、基盤科目及び専門科目から12単位以上履修すること。 ・課題研究を履修する場合は、基盤科目及び専門科目から14単位以上履修すること。 ・コア科目の履修方法については、入学年次の教育課程表の(2)履修方法を参照すること。 |
担当責任教員 | 髙木 博史 |
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担当教員 | 髙木博史、(新城雅子(本学客員教授))、(田中良和(サントリーグローバルイノベーションセンター))、(伊藤昌史(エーザイ))、(宅見和浩(味の素))、(伊香亮(ちとせ研究所))、(仲谷豪(長瀬産業))、(佐藤俊輔(カネカ))、(佐藤孝明(島津製作所)) |
教育目的/学修到達目標 | 【教育目的】 企業における研究開発に深い経験を有する講師を招き、バイオサイエンス研究が企業でどのように展開されているか、またバイオサイエンス研究の成果を企業がどのように利用しているかを理解することを本科目の目標とする。 【学修到達目標】 1) バイオサイエンス研究が企業でどのように展開されているかについて説明、記述できる。 2) バイオサイエンス研究の成果を企業がどのように利用しているかについて整理、議論ができる。 3) 企業でのバイオサイエンス研究の現状および将来展望について俯瞰、表現できる。 |
授業概要/指導方針 | 【授業概要/指導方針】 食品、製薬、化学系などの企業、ベンチャーなどで活躍するまたは深い経験を有する研究者を講師として招き、企業でのバイオサイエンス研究の現状および将来展望を論じていただく。また、企業と大学における研究の特性の違いを踏まえた上で、バイオサイエンス研究の成果を企業がどのように取り込んで、製品化などに利用しているかを紹介していただく。 【授業時間外学修(予習・復習等)の目安】 各回毎に授業内で与えられたAssignmentの予習2時間 各回毎に復習2時間程度 |
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回数 | 日付 [時間] | 担当教員 | テーマ | 内容 |
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1 | 5/24 [2] | 新城 雅子(本学客員教授) | グローバル企業におけるバイオサイエンス研究 | 授業の初回として全8回で紹介される産業分野の概要説明を行った後、外資系を含むグローバル企業におけるバイオサイエンス研究開発の歴史的背景、現在の動向および将来展望について、SDGsと異分野融合の視点を組み入れて紹介する。併せて、グローバルに活躍するために重要な資質について論じる。 |
2 | 5/31 [2] | 田中 良和(サントリーグローバルイノベーションセンター) | バイオサイエンスを起点とした新事業展開 | バイオ分野の研究開発に基づいた新事業の創出と拡大について紹介する。迅速な事業化には、自社で研究開発に取り組むだけでなく、他企業との連携や技術導入も必要である。事業を成功させるためには、商品を知財権で保護することで競合を排除し、消費者が求める品質を持つ商品を妥当な価格で提供する必要もある。技術系社員には、研究開発だけでなく、幅広い分野で事業に貢献することが求められている。 |
3 | 6/7 [2] | 伊藤 昌史(エーザイ) | 製薬企業におけるバイオサイエンス研究 | 創薬イノベーションの歴史において、バイオサイエンス研究の果たしてきた役割を概説する。また、急速な技術の進歩を背景に多様化する製薬企業の将来像を展望すると共に、これからの時代に必要とされる人財についても考察する。 |
4 | 6/14 [2] | 宅見 和浩(味の素) | 食品企業におけるバイオサイエンス研究 | 食品・バイオ産業の中でも特に発酵による物質生産における研究開発・製造現場(製造工程・品質保証等)を概説し、各プロセスで開発、応用されている技術を紹介する。併せて、同産業分野で求められる研究開発の人材について論じる |
5 | 6/21 [2] | 伊香 亮(ちとせ研究所) | ベンチャー企業におけるバイオサイエンス研究と事業開発 | バイオサイエンス研究と事業開発に強みを持つベンチャー企業における経験から、自身のキャリアと企業リソースを活かした事業開発と研究開発について解説する。 |
6 | 6/28 [2] | 仲谷 豪(長瀬産業) | 化学系専門商社におけるバイオサイエンス研究 | 化学技術をベースとしたバイオ関連技術・製品の開発研究の実例をもとに、化学企業とバイオサイエンスの深い関わりを紹介する。併せて、企業の研究開発において求められる人財像について論じる。 |
7 | 7/1 [2] | 佐藤 俊輔(カネカ) | 化学企業におけるバイオサイエンス研究 | 発酵、並びに高分子製品を製造、販売する化学企業におけるバイオポリマー研究開発歴史を説明する。更に、マイクロプラスチック問題や持続可能社会形成といった観点から、バイオポリマーを巡る各国、地域の動きや今後の課題を概説する。 |
8 | 7/12 [2] | 佐藤 孝明(島津製作所) | 精密機器企業におけるバイオサイエンスの研究 | 質量分析装置の原理を説明するとともに、Mass Spectrometry Imaging解析法を用いた生体試料の分子イメージング、免疫ビーズMS法を用いた診断システムの構築、次世代質量分析システム開発と創薬・診断への応用を概説する。 |
回数 | 日付 | 時間 | 講義室 | 備考 |
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1 | 5/24 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室で対面授業を行います。ただし、L11室の定員を超えて入室できなかった学生は、C109室でアカデミックチャネルにより受講して下さい。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年6月7日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
2 | 5/31 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室でオンラインによる授業を行います(70名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年6月14日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
3 | 6/7 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室でオンラインによる授業を行います(70名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年6月21日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
4 | 6/14 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室でオンラインによる授業を行います(70名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年6月28日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
5 | 6/21 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L12室でオンラインによる授業を行います(20名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年7月5日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
6 | 6/28 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室でオンラインによる授業を行います(70名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年7月12日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
7 | 7/1 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L12室でオンラインによる授業を行います(20名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年7月15日(木)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
8 | 7/12 | 2 | Rethink バイオサイエンス大講義室〔L11〕 | L11室でオンラインによる授業を行います(70名まで出席可能)。また、同時にビデオ会議システム(Webex)による録画・録音も行うので、2-3日後にはアーカイブ視聴が可能です。 レポートの提出期限:2021年7月26日(月)→ 授業後にレポート用のGoogleフォームURLを知らせます。 |
テキスト | 特になし |
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参考書 | 外務省 JAPAN SDGs Action Platform https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html 内閣府 科学技術政策 Society 5.0 https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html |
履修条件 | 特になし |
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オフィスアワー | 担当教員(高木 博史)に電子メール(hiro@bs.naist.jp)で連絡の上、日時を決める。 |
成績評価の方法と基準 | ・5段階(秀・優・良・可・不可)で評価する。 ・授業に6回以上(全体の2/3以上)出席した学生に対し、毎回の授業後に提出するレポートの内容に基づいて評価する。 ・企業における 1)バイオサイエンスの展開・利用、2)理系大学院生に求める人材像 への理解度を評価の基準とする。 |
関連科目 | 特になし |
関連学位 | バイオサイエンス、工学、理学 |
注意事項 | 特になし |
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